車両保険は修理しなくても使える｜お父さんのお小遣い稼ぎ

更新日：2017年10月7日

私のようなサラリーマンが、共働きでもなく、家内、子供3人を育てるのは金銭的にも大変でございます。
このブログもそうですけど、アフェリエイトなどでスズメの涙の小銭を稼ぎながら、なんとか生活をしております（笑）

そんな折、先日「天からの恵」が降りました。それは、「雹（ひょう）」です。

我が家の周りではゴルフボール大の雹が暴風とともに吹き荒れ、あたり一面が雪景色のようになりました。

駅舎屋根崩壊

駅の屋根は崩壊。木々の葉は全て落ち、緑の絨毯。そりゃ、もう酷い状態。

我が家の購入して１年ちょっとのステップワゴン君もマシンガンのように打たれ結構ボコボコになってしまった。ドラレコが反応してた（笑）

それなりにショックであったものの、こんなことではメゲナイ私です。ピンチをチャンスに！！！

今回は車両保険で稼いじゃいましょう！！！というお話です。

正直修理も考えたのですが、ディーラーでの修理は、基本的にルーフ交換を伴います。車の屋根というのは屋根だけが部品になっているわけではないので、交換となるとぶった切って溶接で付けるという作業になります。

実はこれ。見た目は綺麗になりますけど、下取り時に大変なことになります。ルーフ交換をした車は「修理歴あり（事故車扱い）」となり、査定額がド～～～ンと落ちます。

他にも良い直し方はあるのですが、それは置いておいて、下取り査定額が下がるのであれば、「雹害車のまま乗ってても良くない？」となります。

幸い我が家の車は白なので、遠目ではボコボコが目立ちません。近所の黒い車は相当目立ちます。

悩んだすえ、修理しないでそのまま乗ることにしました。

一応新車で購入したので、車両保険（自分の車の損害を補償する保険）は付けてありました。

車両保険にも特約というものがあって、相手がいないとおりないものと、自損事故でも対象となるものがあります。もちろん後者の方が保険料が高いので、我が家は前者。
じゃ、「雹は対象にならないね」って諦めないでください。

実は雹害は「飛来物による損害」になりますので、どっちのタイプの車両保険でも対象となるんですよ。

そして、意外と皆さんが知らないこと。車両保険は修理費を支払うという保険ではなく、「損害に対して支払う」ことになっているので、修理をしなくても保険金がおりるんです！！！

ということで、今回車両保険を使って現金ゲットの流れをご説明します。

周りの皆に「保険金詐欺じゃないの？」って言われましたが、くれぐれも「合法」です！！！

まず、保険会社に事故の連絡を入れましょう。

その時に「修理はせずに保険金だけ受け取りたい。」と伝えてください。なんとなくガメツイ奴と思われますが耐えましょう。

保険会社から「損害の確認のため車を見たい。」と言われると思います。これは必要な作業ですので断らないでください。

後日保険会社の損害調査員（アジャスター）が確認に来ます。

その後、保険会社が独自の基準で損害額を割り出して、支払い保険金の提示をしてきます。

納得であれば協定し、保険金の支払いを受けます。

だいたいこんな流れです。

修理をせずに保険金を受け取る際の注意点と理解しておかなければならない点は次のとおりです。

修理をする場合には、修理工場が保険会社との交渉をしてくれますが、修理をしない場合には全て自分自身でやらなければなりません。
事前に修理工場から修理見積りをもらっていても、修理をしない場合には基本的に保険会社の査定基準で見積もった損害額がベースとなります。一般的に保険会社の見積もりの方が金額が低いので、修理費見積もりどおりはもらえません。
また、例え保険会社との交渉のなかで修理費見積もりに近い形で協定できたとしても、実際に修理はしないため、消費税分と、修理業者の見積もり費用（４万円ぐらい取られる場合も）は保険金として支払われません。
次回、同じ場所を事故で損害を被った場合、修理をしていないので、もともと壊れてたじゃんということで、次回の事故の保険金が削減されることがあります。私の場合、「雹でボコボコの車」を現状と見て、２回目の損害額を割り出すことになります。