更新日:2017年2月8日
我家の男の子3人は既に1歳の誕生日を終えて、すくすくと成長しています。
1歳の誕生日といえば日本のおもしろい文化である一升餅(誕生餅)を背負うお祝い行事。
1升の餅にかけて、一生食べ物に困らないようにという願掛けだそうです。
背負わせて泣き喚くわが子を見て、家族全員で笑い飛ばすという、見方を変えれば集団リンチ?みたいな感じですが、結構楽しい通過儀礼なので是非やってみることをオススメします。
普段目にするのは、佐藤の切り餅。それ以外には正月シーズンの鏡餅。
一升餅(誕生餅)ってどうやって手に入れるのでしょうか??
私の場合には、近所の和菓子屋さんにて購入しました。
いきなり伺っても在庫があるわけではないので、事前に予約をし、当日受け取りに行きます。おそらく「大福」や「おはぎ」といったもち米を利用するお菓子を扱う和菓子屋さんであればお願いできると思います。
だいたい3,000円ぐらいです。
最近ではアマゾンや楽天でも一升餅、誕生餅を売っているお店があるようですので、これを利用するのも手だと思います。
本当に何でも通販で買えてしまう時代ですよね。
調達した一升餅(誕生餅)を背負わせるわけですが、これが結構重いです。
風情を気にしないのであれば、子ども用のナップザックでも良いのでしょうけど、折角の日本の文化ですから風呂敷を用意したい。
あっ、間違っても唐草模様だけはダメですよ(笑)泥棒になっちゃうからね。
背負い方は、風呂敷に餅を包んで、斜めがけ。
※絶対に首に巻いたりしないでください。結構重いですから本当に虐待になっちゃいます。
ここからが見もの。
ギャ~ギャ~わめいて、その姿がなんとも愛らしくて、パパママ、ジジババ皆で大爆笑です。
子どもからしたら大迷惑な話(笑)
でも、こういう経験をしながら大きくなるのだよね。
これで、一生食べ物に困らないのであれば良いのですけど。私も背負っときますかね。
食べ物で遊んではいけませんが、楽しんだ後は美味しくいただかないといけません。
でも、このお餅の処分が大変!!
処分なんていう言葉が適切か分かりませんが、何しろ1升のお餅ですから、なかなか1家庭で食べられるものではありません。
切って冷凍という手もありますけど、冷凍庫のかなりのスペースを占領してしまうことになります。
ここで本当に注意してもらいたいのが、もったいないからと言って、自分の家だけで無理して食べきってしまうのは厳禁。これ、本当に危険です。
子どもが1歳ということは、多くの家庭で奥様が授乳中。
実は、お餅ってオッパイの詰まりの大敵なんです。
少しなら良いのですが、過剰に食べ過ぎることによって、次の日には恐怖の乳腺炎なんてことも。
乳腺炎、本当に痛いらしいので気をつけてください。
変に欲を張ることはせずに、その場に居合わせた祖父母におすそ分け、そして縁起物ですから近所におすそ分けをオススメします。
一升餅(誕生餅)のイベントは本当に楽しいものです。
お餅や風呂敷の準備をしっかりとして、お餅の処分も適切に行って、最後まで楽しい思いで終えたいお祝い行事です。