パパの子育て日記

インフルエンザと医者の三者三様の対応。診断は医者の判断!

インフルエンザ(タミフル)

現在、1号の幼稚園(年長)はインフルエンザで学級閉鎖中。閉鎖間も無くして、1号と3号が発病。

その後、私が発病。

そして、昨日嫁様と3号が発病し、たけっち家はパーフェクト!!

ミッションコンプリーティドであります。0歳児も感染しましたが、なんとかなるもんですね(汗

さて、今回のインフルエンザで勉強になったことは、医者によって全く対応が異なること。

本当に医者選びって大切だなと思いました。特に子育てをされてる親御様としては子どもの医者選びは慎重になりますよね。

今回は主に大人のことですけど、参考になさってください。

インフルエンザの診断と健康保険の適用

最近はインフルエンザの迅速診断検査と呼ばれる簡易検査キットがあるので、ほとんどの場合これで感染しているかどうか調べます。

でも、この検査には不確実な要素が多い。

発熱後12時間以降でないと正しい結果が出づらいという難点があります。

発熱後すぐに病院に行ったものの陰性で、風邪薬もらって帰った後も熱が下がらないため、次の日行ったら陽性だったという話を良く聞きます。

つまり、陰性だからといって、インフルエンザではないという確定診断はできないんです。

そもそもインフルエンザの診断基準は何なのかを調べてみたところ、驚きの事実が!!

インフルエンザの診断基準はインフルエンザの流行期間中(例年11月~4月)に以下の4項目を満たすものとされている。

  1. 突然 発症
  2. 高熱
  3. 上気道炎症状
  4. 全身倦怠感等 全身症状

引用元:国立感染症研究所ホームページ掲載 インフルエンザ診断マニュアル(第3版)

つまり、検査が必須ということではなく、上記症状からの医師の判断で良いのです。

また、検査の実施は医師の判断に委ねられているので、医師が不要と判断しているにも関わらず、患者希望で検査を実施する場合や、医師がインフルエンザと診断していないにも関わらず、患者が投薬を希望する場合には保険適用とならず自費診療となります。

インフルエンザを軽視し、まったく取り合わない医者

私が会社で倦怠感を覚えたその日。昼過ぎに体温を測ると37.6。

我が家では既に2人の患者が寝込んでいる状態なので、もし感染していたら職場でうつしてしまうかもという懸念から、すぐに職場付近の診療所を受診。

ちなみに私はワクチンをしているので、発症しても軽症の可能性があります。

再度診療所でで検温すると37.3。

医師には子どもが2人発症していることを伝えたが、返ってきた返事に唖然。

  1. 37度前半では検査しても陰性だろうからやる意味なし。
  2. インフルエンザで死ぬわけではないから心配しなくても良い。
  3. とりあえず葛根湯でも飲んで。

ようするにインフルエンザとは鼻から思っていなさそうです。

最後には「お役に立てずすみませんねぇ。」的な。。。

あまりの素っ気なさにドMの私でさえ恐怖を覚えました。

この場合、医者の判断としては検査するまでもなし。貴方はインフルエンザじゃないよということでしょうか。

自分がつらいというか、周りにうつしてはいかんと思って行ったのですが、この軽いあしらわれ感が残念な感じでした(笑)

検査が陰性でも、それを当てにしない医者

先ほどの医者に懇願してまで検査をしてもらいたく無かったので、別のクリニックに行きました。

そしたら、すぐに検査してくれた。

でも、残念ながら?陰性。内心、先ほどの医者に懇願しなくて良かったと思ったり。

ただ、この先生の対応が神だった。

私の家族の状況、発熱がある事実、目が痛いなどの症状。こういったことを踏まえて、インフルエンザと診断してもおかしくないですと。むしろそうだと思うよと。

そもそも医者がインフルエンザと診断すれば、検査の結果なんて関係ない。むしろ、この検査も不確定なことが多くて、医者の診断の方が正しいという研究結果もあるとのこと。

なるほど。

で、私に突きつけられた選択肢。

  1. 私(医師)がインフルエンザと診断してタミフル処方した場合、今から家に帰って5日出勤停止。
  2. 今日は陰性ということで、風邪薬出して、熱が続くようなら明日来る。

さて、どっちにしますか??みたいな。

悩んだ挙句、タミフルを処方してもらいました。なんか、自分に甘いかなとも思ったんですが、タミフル飲んで熱も下がったので結果良かったと思います。

完全に検査に頼る医者

これは嫁様の話。

嫁様は家の最寄医院を受診。既にこの時点で嫁様以外の家族4人が既に発症しています。

こちらの医者は検査をするかしないかの判断を嫁様に委ねてきたそうな。

嫁様はキッチリした性格なので、陰性だったらインフルエンザの薬は処方してくれないのか確認。

すると、その場合はインフルエンザと診断できないので、自費診療での投薬となるとのこと。

つまり、こちらのお医者様は完全に検査のみを診断材料とされています。

悩んだあげく検査を実施してもらって、晴れて陽性。

最終的には結果オーライだったわけですけど。

うちの息子の小児科主治医も検査重視。発熱一日目は陰性のため風邪薬を処方。もし熱が続くようであれば再検査してインフルエンザの薬を処方しますとのことでした。結局2回目で陽性だったわけで。

でも検査キットが出回ったのは15年前ぐらいからのこと。その前までは医者が症状を見ながら判断していたわけです。
最近はこの不確実な検査を拠り所にするお医者様の方が多く思います。でも、それで翻弄されるのは患者なわけですよね。

まとめ

この3人の医者の誰が正しくて、誰が誤っているのかは言えませんが、これだけ対応が違うものなのですね。

どの医者の対応が良いのかは、人それぞれですので、やはり自分に合った医者を探すことって重要なんだなって思いました。

これから患者数も多くなってきますから、皆様お気をつけて!!

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